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◆◆◆プリザーブドフラワーの基礎知識◆◆◆
 
 
今話題のプリザーブドフラワーとは?
まるで生花のようなやさしい感触とフレッシュな輝き・・・。
プリザーブドフラワーはいきいきとした新鮮な花の姿をそのまま長く保つ、まさに“永遠に咲く魔法の花”です。人体に無害なオーガニック(有機物)と色素を植物自身の力で吸い上げさせるので、花びら1枚1枚が自然な状態に保存加工され、みずみずしい鮮やかな色と柔らかさを長時間楽しめます。
 
 
プリザーブドフラワーの特長
1.長い間、美しい花の姿を楽しめます。
  プリザーブドフラワーは長い間咲き続けます。プリザーブドフラワーが「魔法の花」と呼ばれるのはそのためです。正しく保管し、ときどきメンテナンスを行えば、3年以上(場合によっては10年)咲き続けることもあります。水やりなどの手間がいらないことも魅力です。
高温多湿・直射日光には要注意!
2.生花のようなみずみずしさとソフト感。
  はじめてプリザーブドフラワーを見た人は「これ生花でしょ?」と思うはず。それほどみずみずしく、見た目は生花と変わらないのが特徴です。また、直接手でふれるとやわらかく、軽くつぶすとふわっと元の形に戻る弾力性もあります。
3.色数が豊富。人気のニュアンスカラーも続々登場!
  多彩で微妙なカラーが揃っています。白でも純白からクリームがかった白、グリーンがかったホワイトなど、微妙な色の違いでラインアップされています。生花にはないブルー系のバラもいっぱい。パステルカラーだけでなく大人っぽいモーヴカラーも増えてきました。
4.お手製のウェディングブーケも夢じゃない!
  プリザーブドフラワーならば、挙式前に時間の余裕を持って花嫁自らウェディングブーケを作ることもできます。また、生花は季節によって手に入りにくい花材がありますが、プリザーブドフラワーならばその心配もいりません。
事前に制作し海外挙式にも持参することが可能です。
挙式後、思い出のブーケを保存しておけます。
5.クラフト的な装飾と相性がよい!
  プリザーブドフラワーは、生花やドライフラワーなどと比べてもクラフト的な装飾との相性が抜群です。リボン・フェザー・レース・ビーズ・ワイヤーなど、またゴールド・シルバー系の装飾アイテムなどと合わせることができ、今までにないアレンジメントが楽しめます。
 
 
プリザーブドフラワーのウイークポイント
1.乱暴な取り扱いは×
  プリザーブドフラワーは大変繊細な花です。アレンジしている最中も注意が必要ですし、ぶつかったり落としたりすると、花びらが傷ついたり、花がこわれてしまいます。
箱から取り出す際にも、花びらの先端には極力さわらないようにするなど細心の注意が必要です。
2.湿気
  湿気に弱く、特に夏場の湿度は大敵です。夏は冷房のよく効く(ただし直接風が当たらない)部屋に保管するとよいでしょう。また、生花とは違いますので絶対に水をあげたりしないでください。
3.直射日光
  特に白いプリザーブドフラワーは、黄色く変色してしまう危険性が大です。直射日光の当たらない場所に飾ってください。
4.ほこり
  そのまま飾ってもよいのですが、やはりほこりがつきます。ホコリを取り除くとき花が傷つきやすいので注意が必要です。できればケースに入れて保管することをおすすめします。
5.色落ち
  プリザーブドフラワーは色落ちしやすい花です。短い時間でも花をじか置きすると、置いた場所に色がついてしまいます。ですから花嫁はウェディングドレスを汚さないように細心の注意が必要です。ブーケを持つ時はドレスに花が直接あたらないように充分気をつけましょう。あらかじめレース類や造花のリーフなどでカバーしておくと安心です。
 
 
プリザーブドフラワーの最適環境
(大地農園調べ)
 
保管場所、環境などに十分注意してご使用ください。
温度 15〜20℃
湿度 50%まで
 
 
プリザーブドフラワーQ&A
1.プリザーブドフラワーって何からできているの?
      プリザーブドフラワーは生の花を原料としています。これに着色料、オーガニック、その他を混ぜた薬剤を花の力によって吸い上げさせ、特別加工したものです。花の力によって吸い上げているから、着色とは違い自然な色合いが生まれ、一輪ずつ微妙に表情が違います。
 
2.プリザーブドフラワーはいつ誕生したの?
      1991年、フランスのヴェルモント社がパリで発表した「長寿命な切り花の製造技術」がプリザーブドフラワーのスタートです。この不思議な花プリザーブドフラワーにいち早く反応したのが、パリのクリスチャン・トルチュ氏やロンドンのケネス・ターナー氏らヨーロッパで活躍する一流のフローリストたち。彼らがアレンジにプリザーブドフラワーを取り入れたことによってヨーロッパの花業界にその存在は知られ、やがて日本にも伝わってきました。
 
3.プリザーブドフラワーの代表的な花は?
      輸入物プリザーブドローズの代表的なものは、ヴェルモント、ヴェルディッシモ、フロールエバーの3種類です。日本産のプリザーブドフラワーは大地農園から発売されています。
 
4.プリザーブドフラワーの人気は?
      ヨーロッパ、中でもパリやロンドンでは、プリザーブドフラワーはギフト向けアレンジとして人気が定着しています。アレンジの価格は生花のものと比べて高価で、主にハイクラスなお花屋さんで売られています。人気のプリザーブドフラワーはやはりバラで、ヴェルモントローズが主流です。
一方、ここ数年日本では、業界内でプリザーブドフラワーブームが巻き起こっています。プリザーブドアレンジを楽しむ人が増えるにつれて、新しい花材や新色が輸入され、欧米でもなかなか見られない、独自のアレンジデザインが発表されています。今や日本は世界の中でもっとも熱いプリザーブドフラワー市場です。
 
5.プリザーブドフラワーの未来は?
      プリザーブドフラワーは花姿を長い間楽しめるという最大の特徴と、1輪の原価が高価という点から、これまでウエディングブーケ用途がその大多数を占めてきました。しかし、最近はヨーロッパと同じようにギフトフラワーとしての需要が高まっています。特に、クリスマスや母の日向けの贈り花などが注目のマーケットです。
また、女性の社会進出が増えるとともに、水やりの必要がないなど手間がかからず、さらに心にうるおいを与えることから、インテリアの花としての需要も期待されています。また、日本の流行に敏感な韓国や消費意欲が盛り上がりを見せる中国なども日本のプリザーブドフラワーブームに注目しており、日本を拠点に国際的な広がりを見せる可能性もあります。
 
「プリザーブドフラワー ザ ベスト」(フォーシーズンズプレス社)より転載
 
 
プリザーブドフラワーの歴史
 
 
■1970年代後半 ヨーロッパの2大学、ブリュッセル大学とベルリン大学の共同研究開発スタート。
■1987年 ヴェルモント社が研究に参画する。
研究の完成。
■1991年 ヴェルモント社が「長寿命な切り花の製造技術」という特許名で申請し、世界特許認定を取得する。その後パリで発表。
ヴェルモント社と、クリスチャン・トルチュ氏・ケネス・ターナー氏とのコラボレーションにより、欧米に広まる。
■  〃 ヴェルディッシモ社設立。
■1993年5月 日本初上陸。
ヴェルモント社が日本高級インテリア市場国際貿易展に出展(池袋サンシャインシティ)し、日本で初めてプリザーブドフラワーが発表される。
資生堂がプリザーブド事業参入、その後撤退。
■1994年 日本橋三越本店「フランス展」にプリザーブドフラワーが出展され、一般の人の注目を集める。
■1995年 アメリカでのプリザーブドフラワーブーム到来。NY高島屋がクリスチャン・トルチュ氏を起用してその火付け役となる。
■1996年 フロールエバー市場参入。
ヴェルディッシモ社などのプリザーブド事業本格参入によって、ヨーロッパにおけるメーカー競争の激化。
■1997年 大地農園のカタログで、ヴェルディッシモ社のローズが「ソフトローズ」として紹介される。
■1998年 コロンビア産プリザーブドフラワー(フロールエバー)日本上陸。
■  〃  秋 ギフトショー出展。(モノ・インターナショナル、アスクなど。)
化粧品会社マックスファクターの「1万人に贈るバースデイプレゼント」のギフトに抜擢。
■2001年9月 芸能人の結婚式でブーケの花材に使用され、注目を集める。
■2002年 大地農園が国内初のプリザーブドフラワーを発表。
■  〃  4月 バイオテック東海によりプリザーブドフラワー制作溶液「フラワートリック」完成。
■2003年 フロールエバープリザーブドフラワーコンテスト第1回開催。
■2004年初頭 グランロッサが市場に本格参入。
■  〃  春 ネイチャーオールウエイズが新ブランドとして本格展開開始。
■  〃  4月 「フラワートリック」特許取得。
■  〃  6月 プリザーブドフラワー専門雑誌「プリティ・プリザーブド」創刊(草土出版)
■  〃  10月 プリザーブドフラワー専門マガジン「季刊プリ*フラ」創刊(フォーシーズンズプレス)
 
 
 
 
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